WordPressの更新やテーマ・プラグインの更新時にFTPのアドレスやパスワードが要求される時は

WordPressの更新やテーマ・プラグインの更新時にFTPのアドレスやパスワードが要求される時は

自宅のNASやサーバーの状況によっては、WordPressのWPのプラグインやテーマを最新版に更新しようとすると、FTPのアドレスやパスワードを要求され事があります。

もちろん、FTPのアドレスとパスワードを入力すればいいわけですが、更新するごとに入力するのは面倒くさいです。

そこでダイレクトに更新させる為に下記の変更を行います。

wp-config.phpを変更する。

WordPressフォルダ(私の例では、myblogフォルダ)を開くと「wp-config.php」が一覧にあるので、このファイルを開きます。

間違いのないように、wp-config.php をサーバーからダウンロードして、テキストエディタで編集後アップロードします。

編集が不安な場合は wp-config.php のバックアップをしておきましょう。最悪な場合は元に戻せますから。

 変更前(27行目位に下記の記述があります)

 

 

変更前

// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'blog');

変更後(赤字部分を追加)

// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'blog');
define('FS_METHOD', 'direct');

この、define(‘FS_METHOD’, ‘direct’);は、このDBは直接更新しますという意味です。

場所は何処に入れても良いのですが、私は分かりやすいようにdefine(‘DB_NAME’, ‘blog’);の後ろに入れています。

これで、FTPのアドレスやパスワードを要求されずにWordPressやテーマ・プラグインの更新が可能になります。

なお、wp-config.php を編集する場合はメモ帳は使用不可です。必ずテキストエディタで行ってください。

Windowsの場合は「秀丸」Macの場合は「mi」等。