サブドメインを日本語化する方法
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最近、日本語ドメインのサイトが多くなりました。
貧乏人の個人サイト管理者は多くのドメインを持つこともできません。
でもサブドメインで日本語が使えるかな?
ドメイン名に日本語が使えるんだから、そんならサブドメインにも日本語使えるはず?
ってことで、今日はそれをやってみることにしました。
そこで、すでにあるドメインに日本語のサブドメインをテスト的に作ってみました。
ためしに作った日本語サブドメイン「ドーベルマン.bulesky58.com」です。
基本的には日本語じゃないドメインを設定するときとほとんど変わらないんで、まあラクショーっちゃラクショーですが、ただ、レンタルサーバーによっては日本語ドメインに対応してなかったりすることがあるそうなんで、注意が必要かな。
この「趣味のPC&ホームページ覚書」は、さくらインターネットの共用サーバー使ってますが、設定できたんで、少なくともさくらインターネットなら大丈夫みたいです。
日本語サブドメインには、最初に「punycode」を取得せよ
試しに「ドーベルマン.bulesky58.com」っていうサブドメインを設定してみましょう。
日本語ドメインを使用する場合と使用しない場合での一番の違いは、「punycode変換」ってやつが必要になることです。むしろそれができちゃえばあとはイージーモードだわさ。
「punycode」っていうのは、えーっと、あれだ。簡単に言えばドメイン用の文字コードみたいなもん。ドメインに日本語を使う場合は、この「punycode」ってやつに変換した文字列が必要になる。
って言っても、変換自体は別に難しくない。変換してくれるサイトがある。
ここ(↓)とか。
「ドーベルマン.bulesky58.com」をpunycode変換してみると
「xn--gdk6ap5czbyc.bulesky58.com」になるようです。
これを使ってドメイン設定をすればオッケー。
ぶっちゃけ、通常のドメインの設定方法が分かる人は、ここまで読んどきゃあとはいらない気もしますが……一応、今回やったことも書いときますね。
さくらインターネットで設定してみるドメイン設定画面
ドメイン名にbulesky58.comを選んでサブドメインを指定にチェックを入れ送信するをクリック
ドメイン名に「ドーベルマン」を「punycode」で変化したコード「xn--gdk6ap5czbyc」を指定し送信するをクリック
ドメインの追加最終確認画面で、よかったら送信するをクリック
ドメイン追加完了です。この後詳細設定に進み「ドーベルマン.bulesky58.com」のフォルダ等を設定して完了になります。
とりあえず他のサイトの「HTMLファイル」アップロードしてみました。
無事に日本語サブディレクトリでサイトが表示されました。
[browser-shot width="600″ url="http://xn--gdk6ap5czbyc.bulesky58.com"]
wordpressを使う場合の注意点です
wordpressの管理画面でwordpressアドレスやサイトアドレスを設定できますが、ここも、「punycode」で変換した方のURLを入れないと、管理画面に入れなくなってしまうみたいです。うっかり「ドーベルマン.bulesky58.com」とか入力しないように注意が必要です。
wordpressの管理画面から一般設定のページを開いたとこです。
「おいおい、そういうことはもっと早く言えよ。もう日本語の方入力しちゃって、管理画面に入れなくなったじゃねーかよ。コノヤロー覚えてやがれ。これからは暗い夜道に気をつけろよ」って人。
そんなに慌てなさんなって。
直接データベースを編集して直すっていう手もあるんですけど、wp-config.phpにこんな定数を書くことでも解決できます。
1 define('WP_SITEURL’, 'http://xn--gdk6ap5czbyc.bulesky58.com/’);
2 define('WP_HOME’, 'http://xn--gdk6ap5czbyc.bulesky58.com/’);
ちなみに、wp-config.phpにこの定数を書くと、管理画面の方でサイトアドレスなどを編集することができなくなります。
注意点はこんなところかな。
日本語ドメインについては、使うべきじゃないっていう否定的な意見もよく目にしますが、SEO的にも決して悪くはないみたいだし、キーワードで検索をすると結構日本語ドメインが上位にヒットします。海外をターゲットにしたサイトでない限りは、積極的に使ってっても良いんじゃないかなーって思います。
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