JBL 2115A をキョンセーム皮エッジに張り替えました。

JBL 2115A をキョンセーム皮エッジに張り替えました。

 

ビンテージ品JBL 2115A磁石はアルニコをヤフオクでゲットエッジもコーンもグダグダの感じですが・・・w

 

JBL 2115A はLE8T のプロバージョンらしいですが、名板もプロフェッショナルシリーズになっています。

 

とりあえず、エッジを取り除きコーン紙を清掃しました。LE8Tのエッジを春日のキョンセームに変えるつもりでしたが、購入したリコーンキットは、すでにコーン紙にエッジが接着してあったので事前に準備しておいたキョンセーム皮が余っているので、この2115Aにはキョンセーム皮のエッジにします。

 

キョンセーム皮でエッジ作りの準備、説明書には円を書いたらコピー用紙を5枚重ねてマチ針で固定してハサミでカットする様に書いてありましたが、ハサミで綺麗に切断する自信が無いのでコンパスカッターで切断します。

 

切断したキョンセーム皮のエッジです。寸法を間違えて少し小さく切ってしまいました。・・・

 

 

フレームにキョンセーム皮を接着したところです。これで一晩置いてからコーン紙にエッジを接着します。

キョンセーム皮は柔らかいので少し張り気味にするのですが、均等に貼らないとボイスコイルのセンターがズレてコイルが擦れて切断の危険があるので十分な注意が必要です。

 

コーン紙にエッジを接着しました。一晩置いてからエージング開始です。

 

 

LE8Tと2115Aの比較LE8Tの方が磁石のカバーが円みを帯びています。そのほかは全く同じに見えます。

 

SP-LE8Tを外して2115Aと交換してエージング開始です。

予想はしていたんですけど、やっぱり2115Aの方が音が大きいです。LE8Tの音圧レベルが89デシベル2115Aの音圧レベルは92デシベルで3デシベル違いますから、同じ入力で2115A はLE8Tの倍の音量になります。これなら、真空管6BM8のシングルアンプ程度でも家庭で聞くには十分な音量が得られる気がします。

ちなみに、クリスキットのアンプのボリュームを最大にしてみたらホワイトノイズは聞こえないけれどハム音が少し聞こえました。それでも、スピーカーから30cmまで耳を近ずけなければ聞こえませんでした。かなり優秀ではないでしょうか

 

音質はセーム皮エッジのせいかLE8Tと比べて繊細な感じがします。2115Aはコーン紙がLE8Tに比べると、かなり軽いので低域は弱くて広域に伸びているようです。あくまで私感ですが。自分は2115Aの方が聴きやすかな?

 

余裕が出来たら2115Aをバックロードホーンにでも入れてみたいですね。