タイトルなし
ここまで問題化されなければ・・・
一人の人間が、自らの生命をかけて訴えなければ・・・
気づけないものなのでだろうか・・・。
あまりにも悲しい出来事です。
体罰では決して良くならないし、恨みしか残らないのではなかろうか
話は変わりますが、犬のしつけにおいても体罰は厳禁です。
疾風を飼い始めて半年ぐらいの時ドーベルマンだけの集まりに参加したときの事
リードでビシビシ叩いている飼い主さんをみました。
犬がとても可哀想だったのを思い出しました。
本で読んだのですが、オオカミは叩いたりすると、けっして人間にはなつかなくなるそうです。疾風も訓練資格を取るために出張訓練をお願いしました。
訓練士の中には、いまでも当たり前のように犬を叩くなどして、「犬に悪いことをわからせる」
人もいるようですが・・・女性の訓練士で、その方は褒めて訓練するタイプの人だったので良かったです。
今では、盲導犬はもちろん家庭でもできなかったことを「罰する」のではなくできたときに「ほめる」しつけが当たり前になりったようですが・・・
手で叩かれて怒られている犬は、誰かがふと差し出した手にもおびえるようになります。
その結果、怖くて人の手を噛んでしまう、なんて悲劇もみてきました。
おしっこの失敗を新聞紙で叩いて教えましょう。などと書かれたしつけ本もでまわっていました。
すると、新聞紙を持っている人を怖れるようになります。そして、おしっこを隠れてするようになってしまった子もいました。
痛みを感じない生きものなんていないのです。
体罰は体の痛みとともに心も傷つけます。
人も犬も猫も全ての生き物に体罰は必要ないばかりか、有害となるのです。
体罰=暴力は、する立場になったとき、どんどんエスカレートするものだといいます。
「人にされて嫌なことはしてはいけない」
そう言われて育ったはずなのに、なぜ人の痛みにこんなに鈍感になってしまうのでしょうか。
私たちは、自分が強い立場になったときにはとくに気をつけなければならないのです。
失敗に目を向けるのではなく、良くできた時に気づいて声をかけられる自分でありたい。
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