最近、妻の夢を見るようになった。

2019年9月9日

最近、妻の夢を見るようになった。

妻を亡くして相変わらず寂しい毎日、夢でもいいから逢いたいと思っていたが中夢も見なかったのだが百箇日を過ぎたころから何回か妻の夢を見た。

ただ起きると、夢を見た気はするのだが内容は全く覚えていない。

不思議な感覚である。そして、犬の鳴き声も何回か聞こえた。

たぶんシーザーの鳴き声だと思うけれど、遠くで聞こえるような?頭の中心で聞こえるような?不思議な感覚。

今でも雨が降らなければ、朝四時に散歩に出かけている。

シーザーを偲びながら、妻を思い涙しながらの散歩である。

朝の四時はまだ暗いけれど、家に着く五時ころには夜明けが近く薄明るくなっている。

午後の散歩は三時半頃から出かけ約一時間の散歩が日課となっている。

まだ辛く寂しさでいっぱいだけれど、妻にもシーザーにも感謝の気持ちでいっぱいである。

妻に対してもっと素直でいられたら、妻が生きているうちに感謝の気持ちを伝えられていたら・・・

止めどもなく堂々巡り・・・

妻を自宅で介護し、自宅で看取り辛かったけれど、施設や病院でなくてよかったと思う。

貧乏のどん底から念願のマイホームを購入、中越地震で大規模半壊でリホーム、借金の連続だったが全額完済して三年、妻が生きているうちに完済出来て妻も喜んでいた。

これから二人でもう少し楽しく生きたかったのに、それができないのが残念である。

お金がなくて大変な時は、足りないくらいがちょうど良い、大丈夫よっといつも励ましてくれた。

私にとっては出来すぎた妻はもういない。

妻が亡くなって、引きこもりになりそうだった時に、シーザーがいてくれて寂しさを紛らわしてくれたのに・・・

そのシーザーも、もういない。

時々、寂しくて辛くて気が狂いそうになる。

午前中パートに出ている間は何とか持ちこたえているが、午後からの半日が異常に長く感じる。

時々、生きるって何だろう?って思う。

死後の世界があるなら早く死んで妻や疾風、シーザーに逢いたいと思う。

こんな考えはどこか間違っているのだろうけど、偽はざる思いである。

男の平均寿命までまだ十数年はある。長いなー、もっと年齢を重ねたらもっと生きたくなるのかな?

でも男の没一は短命らしいから残りの人生は何年くらいだろう?

女やもめに花が咲く、男やもめにウジがわくなんてことわざもあるくらいだし・・・

そろそろ、子供に迷惑をかけないように終活を始めようかなどと考えている。

家を建てて三十年近くになる。

なんでも、もったいないと物を大切にする妻(貧乏だったから節約家になったのだと思う)だったので色々と溜め込んだので片付けには時間がかかりそう。

今日は、サンルーム床下を片付けていたら懐かしいくぼみが出てきました。

 

夏の暑い日に涼むために疾風が掘った穴

夏の暑い日にサンルームの床下にもぐりこんだ疾風が涼むために掘った大きな穴の跡、このほかにも庭のあちこちに穴をほって涼んでいました。疾風は穴掘りが得意だった。

何を見ても悲しいですね。

 

 

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